12月14日、全国味めぐりの企画として、昼食に鹿児島県の郷土料理「鶏飯(けいはん)」、「ヒルアギ」、「さつま汁」をお出ししました。
「鶏飯」は、ほぐした鶏肉、干しシイタケ、錦糸卵などを白いご飯に載せ、鶏ガラスープにかけて食べる、奄美地域を代表する郷土料理です。かつて、奄美群島が薩摩藩の支配下に置かれていた時代、鹿児島本土からやってくる役人の威圧的な態度を少しでも和らげるために作られたのが始まりと言われています。
「ヒルアギ」は、ニンニクの葉を豚バラ肉、ニンジン、糸こんにゃく、かまぼこなどを炒めたスタミナ満点の奄美風野菜炒めです。「ヒル」はニンニク、「アギ」は炒めるとの意味です。
「さつま汁」は、サツマイモなどが入った味噌汁。 とても美味しいと評判でした。